スピーカーマトリクス回路特許PDF

リンク切れ修正しました!!すみません!! 2012/07/01
1970年台前半中心の、
ほぼ配線だけによるサラウンド回路を取り上げます。

AVアンプは映画をながしたらド迫力ですが 音楽を聞くのは意外と不自然だったりらしいです。
でも、マトリクスモードではなくて
スピーカー配線でサラウンドすることによって自然な音が出るらしい。

日本の特許の紹介


特許電子図書館から取り寄せた期限切れの特許のPDFをアップロードします。

いまどきのバランス駆動とかBTL回路、デジタルアンプでは使えません。自己責任で。

2チャンネル4成分ステレオ再生方式

海外では、スピーカーマトリクスの発明者はDavid Hafler(デービッド・ハフラー)という人とされています。
ダイナコという会社から、1969年にアメリカの展示会で発表されました。他の会社は電子回路を使っていますが、このように単純な回路でいけます。
彼の日本における特許です。1971年の出願なのでおそらくこれが原点です。

LとRの差の信号について、「(ホールの)側壁からのものである」と書いてあります。
それから、4っつのマイクでうまくマトリクス録音する方法も書いてあるのです。
これで、サラウンド信号をうまくステレオ信号に落とせます。
この集音方法には、信号の位相などを変える回路はなくて抵抗器と増幅器でそのままミックスします。

多元立体再生方式

かなり単純な発想の3チャンネル、5チャンネル。

マトリックス4チャンネル出力回路

これは、誰かの実験していたコイルを使う方式ですね。
トランスぐらい重いのが要りそうだけど「非常に効果大である。」とかいてあります。
なるほど、サラウンド効果をもたらすのは高音であり、低音はコイルを使ってリアからもそのまま出せばいいのです。

音場創成方法

出ました。10チャンネルもあります。設置が大変ですが
「聴取者が恰も演奏会場のごとく音場に居るかのような音響効果を得ることができる。」こう書いてあるのです。

このとおりにトランスを使えばバランス駆動でも大丈夫。
(でもそんなトランスある?)

多元音場創成方法

最大8チャンネルあってうまくまとまった回路です。L-ΔRって案外簡単かも。

スピーカーマトリックスによる4チャンネルステレオ信号再生装置

アンプを4台も使ってややこしいです。もっとスマートな方法を考えてみてください。

スピーカーの記号がコイルになっています。

多チャンネルステレオ信号の再生装置
第五図にL-RのLと-Rのスピーカーがわかれている複雑なスピーカーマトリクスが書いてあります。
考えればバランス駆動アンプでも使える回路にできるけれど
詳しくない人は下手に考えるとアンプ壊します。 というか
2つスピーカー箱に入れないでもうちょっと囲むようにスピーカーおいたほうがいいんじゃないかな。

ステレオ音像定位装置

厳密にはワイドステレオだけれど参考に成るかも。

音響再生装置

これも、小細工でスピーカーマトリクスの特性を良くします。

4チャンネル立体再生サプスピーカ装置

時は平成まだまだでてきたこのスピーカーマトリクス。

『サラウンドキューブ』といっていいスピーカーを使います。

具体的な回路図が書いてないので、L-R,R-Lなどの記述から自分で考えるしかないです。
この頃になるとドルビーを意識したりデジタル回路でサラウンド信号を作るようになりますが
やはりスピーカーマトリクスの魅力があるのか。

しかし、これ以降のスピーカーマトリクス特許は今の所見つかっていません。

電子回路で自然にサラウンドする

ステレオ増強システム

つい最近まで存在したサラウンドの大メーカーの特許を発掘しました。
不自然な位相とディレイによるサラウンドではなく、周波数帯域を制限し、L-Rの音を自然かつ大きく届けることができます。
ステレオの音像拡大装置ですが、よく見ると、4チャンネルにも適用できると書いてあります。
特許はこの技術を外人らしく自慢たっぷりに書いてありますが、
ご丁寧にオペアンプ4っつで実現する回路が書いてあり、CRの値まで指定されています。
この特許を4チャンネルに適用するには、周波数帯域を狭めたL-Rの音をミックスせずにそのままリアスピーカーを鳴らすようにすれば良いかと思われます。

このメーカーはこのあとも続々とアナログ回路でステレオ音場を広げる特許を出しています。


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